第11代横綱不知火光右衛門の墓前祭

2023年02月11日


 私の出生地である熊本県菊池郡大津町下町が生んだ「第11代横綱不知火光右衛門」の墓前祭が11日(土)地元下町の不知火光右衛門の顕彰碑の前でありました。

 光右衛門は江戸時代1825年(文政8年)下町に生まれます。そして江戸に上り、1862年に今の横綱にあたる大関に昇進し翌年、吉田司家から11人目の横綱の免許を受けました。私たちの集落である下町は現在、75戸の集落ですが、当時はさらに少なかったと思います。よくぞこのような小さな集落から横綱が出たもんだと思います。

 光右衛門を顕彰するために、地元で顕彰会を結成し毎年墓前祭を行ってきました。町からの補助もいただいています。コロナで2年間実施されませんでしたが、今回は3年ぶりの墓前祭です。例年なら大津町長ら来賓を招き、ちゃんこも作るのですが、今回までは来賓は案内せず、来賓と言えば地元の私くらいでした。

 顕彰会のメンバー約20人で神事を行い、会長が挨拶し私が挨拶して終了しました。顕彰会のメンバーはほとんどが私の小・中学校の先輩、同級生、後輩ばかりです。幼いころから遊んだメンバーばかり。やはり変わらないものを持つことは心の安定につながり、何かあった時の揺るがぬ自信になると改めて思いました。やはり故郷の良さです。

 墓前祭が終わって、会計担当者の家で正午から打ち上げを実施しました。小学校や中学校の時の話、それぞれの近況などで盛り上がりました。政治の話は無し、です。裃(かみしも)を脱いだ付き合いは本当にいいものです。

 これからも地元を大切にしていきます。

写真は不知火光右衛門の像と顕彰碑の前で行われた墓前祭の神事】