令和5年度予算の概算要求まとまる

2022年09月01日

 8月31日までとなっていた令和5年度予算の概算要求がまとまりました。来年度の国の動きを示すもので、総額は110兆円と大規模なものになりました。
 自民党のそれぞれの部会に出席していると大型予算になるのが分かります。防衛費は世界の動きとともに当然新たな装備品などが必要になって来ますし、デジタル推進は待ったなしです。防災に備える国土強靭化も欠かせません。新たな研究開発費、5Gやその後のビヨンド5Gに向けた投資、そして新幹線や新たな高速道路、さらに老朽化してきた道路や河川改修の保全費用など次々に絶対外せない予算の要求が部会の中で出されます。
 加えて高齢化に伴う医療費や年金財政、そして何より人材育成のための教育費など国家として確実に必要な予算が加わります。減少する予算というのはほとんどありません。今後財務省はその財源をどのようにして確保するのか、かなり知恵を絞ることになります。

 同時に各府省庁からの予算に関するレクチャーも昨日まででほぼ終わりました。
 そして新しい党役員でのスタートの日でもありました。私はこれまで同様、副幹事長です。党の司令塔を補佐する役割として全力を尽くします。

 今日から9月。強かった真夏の日差しは少し和らいできました。概算要求も一段落しました。今後は、秋の臨時国会での補正予算案などの要求になります。気持ちも新たに令和4年度の後半戦に入ります。

 今日1日(木)、派閥の定例会後に熊本に帰ります。台湾の世界的半導体企業TSМCが地元菊陽町に進出するため、今夕、今後の街づくりをどのようにしていくかの町主催の研修会が、町の区長さんらを集めて開催されます。私も出席して、国策としての半導体振興の重要性、誘致に至った経緯、そしてこれからの計画などを述べさせていただく予定です。

 東京、地元と、それぞれに課題に向かって微力ながらの活動が続きます。