孤独孤立対策と少子化対策で野田大臣に申し入れ

2022年05月18日

 私が委員長を務めている「自民党孤独・孤立対策特命委員会」と会長代行を務める「自民党少子化対策調査会」(衛藤晟一会長)の2つの委員会で19日午後に相次いで、私たちがまとめた提言書を担当の野田聖子大臣に手渡しました。

 この日たまたま2つの委員会の申し入れが重なったもので、私が大臣を務めた内閣府の大臣室に久々に行きました。大臣室の事務方スタッフやSPさんもほぼ以前のままです。大臣を囲みながら昔の思い出話も交えて和やかに話しながら申し入れをしました。
 
 「孤独・孤立」の申し入れ後、メンバー入れ替えで私だけが大臣室に残って少子化対策の申し入れです。同対策は財源の確保が全てを握りますので、どのような作戦で数兆円と見込まれる財源をつくり出すかを、喧々囂々、侃々諤々(けんけんごうごう、かんかんがくがく)の中で話し合いました。最終的には大臣と私たちの間で意見も一致し、財務省と真剣勝負をすることで気持ちを一つにしました。大臣もかなり心強く感じられたようでした。

 少子化対策については、11日に官邸に行き、岸田総理にも申し入れをしたところです。「国民共通の重大な危機」と訴えてきましたので、財源確保に向け今後私たちの責任も重くなります。

 久々に内閣府の古巣に行き、緊張と同時に懐かしい気持ちになりました。
 しかし私が委員長を務める委員会では「高専小委員会」「基幹インフラ輸出小委員会」が提言の最終版を残しています。こちらもいずれ申し入れを行なわなくてはなりません。

 今国会もあと実質3週間、終盤の追い込みにかかります。