農林水産委員会で質問

2022年04月19日

 19日午前9時から農林水産委員会で「農業経営基盤強化促進法」の改正案について、30分間質問をしました。
 農林水産委員会では久々の質問です。30分というのは難しい長さで、ゆっくり色々なことが聞けない、かといって質問項目が少ないと時間が余ってしまう、という長さです。

 今回の法改正は減少する農業の担い手と逆に増加する遊休農地の中で、10年後の農地の地図を作成し、そこに農業耕作者として誰を充てるかを決めていく、そのことを法的に実行しようという法律です。

 農地の10年後の地図を作成するのは各市町村の農業委員会が中心となります。もちろん農協や土地改良区、一般農家や農地バンクから選ばれた方々と話し合って決めることになっています。同時に誰に当該農地を耕作してもらうかも、意向調査をしながら決めていかなくてはなりません。目標地図を作成し、人を張り付けていくという大変な作業です。

 そのため農業委員会も市町村自治体も大変な作業が予想されるために、不安が膨らんでいます。

 私の質問も、人材をしっかりと確保しなくては実効性が伴わない、そのためには自治体や農協のOBも臨時的に採用すべきではないか。また耕作者は出来る限り地元の人たちにするために「集落営農法人」を充てるべきである。そのための教育機関もつくるべきである、などという質問をしました。

 当初、少し時間が余るように感じていましたが、質問しているうちにアドリブなども入れたために、ちょうど30分で予定していた質問を終える事が出来ました。まずまずの出来だったとも思います。

 この数日間、質問づくりに追われ、時間通りに終了する事が出来るかを一番心配していましたので、ほっとした気持ちになりました。

 やはり委員会での質問は何回やっても緊張するものです。

 次のプレゼンテーションは5月4日に地元熊本で予定している「憲法改正フォーラム」での講演です。これから原稿づくりをしていきます。こちらも憲法については熟知されている方々の集まりですので、しっかりと勉強し、資料も集めて憲法改正に寄与するようなプレゼンテーションをしなくてはなりません。再び緊張の日々が始まります。