第3回の孤独・孤立対策に関する全省庁連絡調整会議

2021年05月31日

 31日(月)全省庁の副大臣による「孤独・孤立対策に関する連絡調整会議」を午後6時から開きました。私が議長を務め、三ツ林孤独・孤立対策担当副大臣が司会進行をしました。出席省庁は厚生労働省や文部科学省、農林水産省、国土交通省など14府省に及びます。

 孤独・孤立対策担当室から現状と今後の計画について報告し、厚生労働、文部科学両省からヤングケアラーの支援についての報告がありました。また農林水産省からは、先に発表した国の災害備蓄品の活用状況についての報告がありました。

 最後に私から「孤独・孤立実態把握の調査を2万人規模で行う事」「孤独・孤立対策ホームページを改編するに当たり、情報が的確に提供できるよう協力をお願いする事」「骨太の方針に基本的な方向性を盛り込んだ上で、年内に重点計画を取りまとめていく事」「ひきこもり対策は総合的に孤独・孤立対策のスキームで行う事」「6月から秋にかけてNPО法人を中心としてフォーラムを集中的に実施し、NPО相互間の連携を図る事」などを発表しました。

 これまでは会議室に一堂に集まるリアルの会議でしたが、緊急事態宣言中でもありこの日はオンラインで実施しました。しかし、オンラインでの会議はどうしても型通りの発言だけになりがちです。出席者は一言居士の議員ばかりですので、リアルだとハプニング発言があるかもしれません。そこから様々な展開も生まれることが予想されるだけに、これだけの大掛かり、しかも副大臣が集まった会議は早く一堂に会して実施したいものです。もっといろいろな意見も出て来ていいと思います。
 コロナが収まり、リアルで会議が開かれること、様々な闊達な意見が出る事、など次回に期待します。