今国会「最後」の法案審議入り

2021年05月25日

25日(火)は午前8時55分より閣議があり、その後会場を官邸2階の大会議室に変えて、総理、各大臣、民間有識者が集まり「第40回中央防災会議」が開かれました。小此木防災担当大臣が進行を務め、今年の防災対策を決めました。

 そのあと10時から参議院の内閣委員会が開会、「障害者差別解消法」の一部改正法案の審議に入りました。この日は私が法案の趣旨説明をしました。審議は木曜日に3時間超行われる予定です。私が担当する政府提出法案では最後の法案になります。

 一方、議員立法でLGBTなど性的マイノリティーを巡る「理解増進法」の法案が与野党で話し合われています。この法案の扱いが与野党で決まれば、議員提出法案として提案されますので、議員提案ですが新たな法案が出て来ることになります。

 本日の閣議後の記者会見でも、メディアの皆さんから同法案について、また自民党議員の同法案に対しての発言について複数の質問が出ました。私はまずは「一億総活躍担当大臣として憲法14条に従って差別のない社会をつくるために積極的に取り組んでいく」と先の国会で答弁したことを繰り返しました。しかし、更に自民党議員の発言などについての感想を求められました。同問題に対しては関心も持っていますし、一定の知見も多少集めていましたので、これまで学んだ中での私の考え方の一部を述べました。メディアにどのように受け止められたかは分かりません。
 終盤国会、この法案に関する問題で盛り上がりを見せるかもしれません。