一般質疑に日米首脳会談報告、国・地方脱炭素会議

2021年04月20日

20日(火)は午前9時から「衆議院・地方創生特別委員会」が2時間半ありました。この日は一般質疑でしたので、地方創生に関していろいろな質問が出ます。コロナ感染拡大では「なぜ大阪がこんなに感染者が多いのか、分析はしているのか」「今後の店舗などへの支援は今の財源で大丈夫なのか」から、地方創生関連では「地域によって医師の偏在が激しすぎる。医療費は税金と保険など国民全体で負担している。国が責任をもってそれぞれの地域に医師を配置すべきではないか」「関係人口の具体的例を示して、もっと促進すべき」「僻地の高校の生徒数が減少し、地域が機能しなくなっている。国として中山間地を中心にもっと高校にテコ入れすべきではないか」など、幅広い質問が出ます。

 答弁も私が一番多いのですが、厚生労働省や経済産業省、文部科学省、国土交通省などが勢ぞろいして答えました。

 委員会の後は、衆議院本会議で、先に内閣委員会で可決した私の担当である「障害者差別解消法の一部改正案」を全会一致で可決し、私は閣僚席から感謝のお礼をしました。後半は菅総理が日米首脳会談の内容を報告、バイデン大統領の人柄などにも触れられました。これに対して与野党から質問があり、2時間15分の質疑応答でした。本会議後は、障害者差別解消法改正法案の可決を受け、各政党の国会対策室を御礼に回りました。

大臣室に帰ると次は韓国のNHKに当たるKBSの孤独・孤立担当大臣に関するインタビューが待っていました。これまでのロシア、スペイン紙のインタビューと内容はあまり変わりませんでしたが、やはりそこは隣国、社会の構造も似ており、しかも韓国は日本より自殺率が高く、今年度「孤独死予防法」も施行されたと聞きました。それだけにこれまでの2紙以上に親近感を覚え、インタビューもスムーズに進みました。

 午後5時15分からは官邸で「国・地方脱炭素実現会議」でした。こちらは小泉環境大臣が司会進行を務めました。私は地方創生を進める観点から、地方の脱炭素への取り組みの重要性を強調しました。更に農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣が各省の取り組みを報告、長野県知事、岩手県軽米町長、新潟県津南町、岐阜県大野町、長崎県壱岐市の首長さんたちがオンラインでそれぞれの取り組みを説明、これから地方主導の脱炭素社会の推進を確認しました。

 本日はわりとゆとりのある日程と思ったのですが、なかなか、そうは問屋が卸しません。こんな時こそいろいろとミスが出て来るものです。油断せず「目の前のことにまずは全力で」です。