令和3年度の予算が成立

2021年03月26日

 26日参議院は予算委員会が開催され、締めくくり総括質疑をしました。各政党8人が令和3年度の予算関連で質問に立ちました。私には地方創生と少子化対策について質問がありました。

 午前9時から始まり、午後13時近くには採決、自民、公明などの賛成多数で可決し参議院本会議に上程しました。本会議は午後4時半から、1時間程度にわたり、賛成、反対の討論・記名投票の結果、令和3年度予算が成立しました。一般会計106兆円の巨大予算です。今後更にコロナ関連で補正予算などが必要になった場合には、令和3年度予算はさらに膨らみます。今年度も補正予算を組んだり、予備費からコロナ関連予算を措置し15か月予算となっていますので、国債頼みの超大型予算です。今後、「借金」の計画的な(赤字国債)返済も求められます。

 諸外国も同様でしょうが、コロナ禍がさらに続き、これ以上歳出が膨らむと世界で何らかの変調が起きてくるかもしれません。慎重な財政運営の観点も必要になって来ます。

 予算が成立しましたので、まずはひと段落ですが、来週以降からは今度は委員会での法案審議が待っています。少子化対策や国家戦略特区、地方分権、障害者政策で4本の法案を提出しています。今度は衆参の内閣委員会と地方創生特別委員会(参議院は地方創生・消費者問題特別委員会)で与野党の厳しい質問を受けることになります。
 まだまだ気が抜けません。緊張して委員会審議に臨みます。 

 27日土曜日は、女性の農業での活躍ぶりを視察するため富山県に日帰りで行きます。鹿児島も女性が大活躍していました。富山の方も楽しみです。