予算委員会分科会で4人から質問受ける

2021年02月26日

26日(金曜日)は一日中予算委員会の分科会でした。私の答弁出番は午後2時から4時までの2時間、4人の与野党議員の質問に答えました。
 分科会は各府省別に分かれて、それぞれにその府省の課題について質問するもので、委員は主査と言われる与野党の代表が務めます。このため主査が2,3人座っているだけで、後は質問者と答弁者が1対1で対峙するという形式です。主に新人の登竜門として質問に立つ場合が多く、1期から3、4期までの議員が、自分がやりたい府省の質問を登録して、一日に複数の分科会を走り回って30分間の質問を続けます。私もかつて一日に3つの分科会を、時間をずらしながら質問しました。

 この日、私が出席する分科会は内閣府が抱える課題に対して質問を受ける「第一分科会」です。私への質問は自民党が3人、立憲民主党が1人でした。内容は少子化対策、地方創生、孤独・孤立対策についてでした。

 予算委員会や内閣委員会と違い、委員が30人も40人いる委員会と違います。ネットでは映像が流れますがテレビ放映などはありません。そしてよほど注目されている分科会でない限り、記者さんたちも入りません。このため通常の委員会よりも割合フランクな雰囲気もあり、自分の言葉で体験を述べたり、原稿にない言葉を発したりすることも出来ます。

 熊本地震での私自身の孤独の経験、農業や農村への女性就農への私の思い、また京都伏見区で淀川の河川港を地方創生の拠点にする質問も出ましたので、豊臣秀吉や徳川家康によって改修された淀川が京と大阪の交通の要衝となり、水運で賑わい、文化芸術・経済の交流で華やいだ時代があったことなど、かつて本で読んだことなども紹介しました。

 しかしやはり2時間それぞれの質問に全力で答えれば疲れも出ます。質問が終わった時はさすがにぐったりとしました。

 月曜日はまた予算委員会の集中審議です。答弁がありそうですのですので、土、日曜日にしっかりと休養を取り、予習をしながら緊張感をもって委員会に臨みます。