衆議院予算委員会は最終局面

2021年03月01日

 1月25日から始まった衆議院の予算委員会は、令和3年度の予算審議がいよいよ最終局面を迎えました。今日(1日)は「当面する政治課題について」の集中審議でした。特に接待問題で渦中の人となった、内閣広報官の山田真貴子さんが昨夜、体調不良で入院し、そのまま辞表を出しましたので、スタートから与野党の予算委員会理事会が紛糾し、午前9時開会予定が30分遅れて始まりました。

 本日の委員会で私には2議員の質問があり答弁を予定していましたが、両方とも時間の都合で私の答弁までは至らず、答弁準備はしたものの空振りでした。午後は野党の質問でしたが、こちらは地方創生臨時交付金についての質問があり、大きな波乱もなく答弁出来ました。

 その後も予算委員会は続きましたが、結局山田さんの辞任で大きな障害がなくなり、明日採決を迎えることになりました。明日、予算委員会で令和3年度の予算案が可決すれば、その後、予算の執行根拠となる法案を総務委員会と財務金融委員会で審議し、こちらも可決すれば、本会議での採決になり、衆議院を可決・通過すれば、舞台は参議院に移ります。

 ただ、予算は衆議院の優越規定により、参議院で仮に混乱しても1か月後に自動的に予算は成立します。という事で明日が最大の山場です。しかし、すんなりと可決まで行くかどうか、明日1日は最後まで気が抜けません。

 それと同時に参議院に舞台を移しても、参議院は分野別の専門家が多いだけに衆議院とはまた違った厳しい質問が待っており、きめ細かな答弁が必要になって来ます。

 あと1か月、3月一杯は緊張の日々が続きます。