引き続き孤独・孤立対策論議

2021年02月22日

 月曜日、22日も孤独・孤立の論議は続きました。大臣室に入ると早々に、この日の予算委員会で公明党の斉藤鉄夫議員が、今後の孤独・孤立対策や、孤独の定義などを質問されるという事でしたので、答弁の打ち合わせです。委員会では、事前の通告どおり斉藤議員が質問をされましたが、そこは与党ですので応援を込めた質問でした。

 その後は、対策担当室の幹部の方々に集まってもらい、今後の進め方を話し合いました。まず緊急フォーラムを開催しますのでそのプログラム作りと発言者などの整理です。フォーラム後の問題の洗い出し、私が司令塔になっての各関係省庁との連携体制、また各省庁の既存政策の活用方法、そして骨太の方針やその後の予算へ向けての対応などを話し合いました。

 一部から出ている孤独の定義をどうするのか、も話し合いましたが、それぞれに意見は分かれます。あまり定義にこだわると、定義から漏れた人たちへの支援を差し伸べることが難しくなるのではないか、あるいはそもそも孤独という主観・感情にかかわる問題に政府が定義をつくってよいのか、一方でやはり定義がなくては、どのような方々に支援をしていくかターゲットが曖昧になる、など様々な意見が出され、今後さらに検討して行くことにしました。
 夕方には、私が看板を掛けた、「孤独・孤立対策担当室」を訪れ、常駐班の皆さんを激励しました。

 今週は緊急フォーラムを開催しますし、その後スピード感を持って次の展開を進めます。
 当分は孤独・孤立対策に追われます。