「地方創生119番」を創設

2020年10月17日

 金曜日の閣議後の記者会見で、「地方創生119番」という地方創生政策を発表しました。先の「企業版ふるさと納税・人材派遣型」に次ぐ地方創生政策第2弾です。
 地方創生は政府の地方活性化策として6年前にスタートし、5年間の第1期を終え本年第2期を迎えました。この間地方活性化策として成功した地域は数多く誕生しましたが、一方で今一つ盛り上がりに欠け、停滞している地域もあります。

 これまでの地方創生事業の多くは行政の発案を中心に推進されてきました。このためもっと民間の発想が必要ではないかと、広く国民の皆様に呼びかけて、新たな地方創生事業のアイデアや現在推進している事業の改善点などを国に提案してもらおうという試みです。広く国民の皆様からご提案を受け、地方創生に取り組む地方を助け、元気にすることを目的として「119番」というフレーズを使いました。まずは16日から1か月間、アイデアを募集して、国の地方創生担当と関係省庁や自治体とが共有して、新たな地方創生対策を進めながら、改善すべきところは改善を加えていきます。

 初めての試みでどのくらいのアイデアが提言されるかわかりませんが、県や市町村などを通して呼びかけ、出来得る限り国民の皆様に、国民目線の地方創生策を提案していただきたいと願っています。そのためのポスターも作成します。
 地方に少しでも賑わいを取り戻し、分散型社会をつくるために総力戦を展開します。