財源確保の難しさ

2020年10月13日

 新たな政策を打ち出すには何事も財源が必要です。来年度少しでも新機軸を、とアイデアは色々と出てくるのですが全ては予算の裏付けがなくては絵に描いた餅です。
 昨日も新しい政策に対して、複数の役所の方と協議を重ねましたが、なかなか難しい。現在の予算は借金をしながらギリギリの予算ですので、新たな財源を探すのには、今行われている事業を見直して、その予算を持って来るか、どこかに税源を求めるかですが、事業の見直しにせよ、税源にせよ国民の皆様からの幅広い理解が必要で簡単にいくものではありません。
 自民党内で発言していた時は、事業費増額に対して活発に発言していましたが、閣僚になるとそうはいきません。関係各省や財務省などと針の穴を通すような綿密な話し合いと合意が大切になり、一方で与党の理解や支援が必要になります。
 様々なレクチャーを受けながら改めて政策立案を打ち立てることの難しさが分かりますが、それだけに何としても実現させるという強い意思と目的を達成させるための様々な手段が求められます。 
 これからが正念場です。