経団連の副会長に表敬訪問

2020年10月10日

 金曜日は日本経済団体連合会(経団連)へ表敬のご挨拶に伺いました。前日に表敬した日本商工会議所(日商)に続く経済団体へのご挨拶です。両団体とも少子化対策に大変協力していただき、子育て安心プランの財源として多大な拠出金をいただいています。お陰で2万6000人いた待機児童は1万2000人に減少しています。それに対する感謝の念を述べるとともに、新たに大臣として就任したことのご挨拶です。
 経団連では中西会長がどうしても都合がつかず、隅修三副会長ら幹部の方に出迎えていただきました。挨拶の後、少子化対策に協力して頂いているお礼と今後のコロナ対策や分散型社会への必要性などについて意見交換をしました。

 少子化対策に関しては大変な危機感を持っておられました。私が「昨年の出生数は86万人、我々のころ(昭和25年前後)は250万人一年間に生まれていたが3分の1に減少した。国家的な大問題に直面している」と言うと、今後、人材を必要とする経済界としても重要な課題であると共通した認識を示されました。

 また隅副会長は山口県の山村出身で林業に対しての振興策に関心をお持ちでした。お互いにいかに木材の需要を高めていき、山村が活性化しそれが地方の活力となり、地方創生に結びつくかを語り合い、話が盛り上がりました。

 東京のど真ん中の永田町でも霞が関でも、大手町でも少子化対策と地方分散型社会の構築は共通の課題であることを改めて認識しました。