大関「正代関」がサプライズ来訪

2020年10月07日

  昨日は午後3時に、大相撲先場所で優勝し大関に昇進した私と同郷熊本出身の正代関が大臣室を訪れてくれました。
 知人からの提案で、この日、大関は国会近くの外出予定があり、その帰りに大臣室に立ち寄れるといったことでしたので、相撲協会との手続きを経て実現しました。

 3時少し前に付き人を連れて来てくれました。気さくな人柄で直ぐ打ち解けました。優勝と昇進のお祝いを述べた後、4年半前の熊本地震の話、今回の球磨人吉・八代地域の豪雨災害の話になりました。特に正代関の優勝は熊本出身としては初めて、それだけに今回の豪雨災害の被災者の皆様にとって、正代関の優勝がどれだけ励みになったか計り知れません。大関もそれを十分に認識しておられる様子で、「これからも頑張ります」と答えてくれました。

 正代関の故郷宇土市は第8代横綱不知火諾衛門(しらぬいなぎえもん)が誕生したところで、私の実家がある菊池郡大津町下町からは第11代横綱不知火光右衛門(しらぬいこうえもん)が出ています。そのため3人目の横綱に是非なっていただきたい、とも激励しました。

 約15分間、充分に話が出来ました。大関昇進伝達時の口上「至誠一貫」を揮毫した色紙もプレゼントされ、さわやかな印象を残して大臣室を後にされました。

 役所のレクチャー続きで頭の整理の毎日ですが、このような来訪はこれからのモチベーションを高めます。