豪雨、ついに我が家にも

2020年07月07日

 九州の梅雨前線は、一昨日熊本、鹿児島で豪雨をもたらし多くの犠牲者を出しました。そして昨日は福岡や佐賀、長崎といった北部に前線が移動し新たな災害をもたらしています。
 私が住んでいる九州中部は前線がすり抜けたと思っていましたが、昨夜の10時過ぎに自宅にいる女房から電話があり「家の前の農業用水路があふれそう。やがて家の庭に押し寄せてくるかもしれない。怖いから娘の家に避難する。お隣さんも体育館に避難された」。

 東京にいる私としては何をする事も出来ず、「運転に気を付けて娘の家に行け」というだけでした。暫くして「今着いた」と電話がありホッとしたところです。今朝には自宅に帰って「水は少し引いた。昨夜は一睡もできなかった」と電話をしてきましたので一安心です。

 この10日程が山場です。この梅雨の期間を乗り切れば間もなく梅雨明け宣言があります。毎年のことながら、この時期が最も気を遣います。とりわけ最近は以前とは比較にならない雨量です。1時間当たり100ミリ以上というのは、以前はありませんでした。それだけに自然が壊されているのだと感じます。一方で国土強靭化に手をこまねいているわけには行きません。いたちごっこのようですが、自然との闘いと協調はこれからも続きます。