来週からの国会どうなる

2020年05月15日

 コロナ感染による「緊急事態宣言」が39県で解除になりました。今後の第2波の感染防止、一方で経済の立て直しは、国の政策とともに地方自治体の手法の是非も問われるところです。国、自治体それぞれに平仄を合わせながら進み、一日でも早く全国的に緊急事態宣言が解除され、経済の回復が力強く進むようにしたいものです。

 国会の方は、国家公務員の定年延長法案を巡り、内閣委員会が紛糾しています。検察官の定年延長を国家公務員法とともに引き上げるというものですが、様々な経緯が絡まり、一方でいろいろな憶測なども出てきて、加えて政党間の戦術もあってなかなか一筋縄ではいかないような情勢です。しかし、せっかく39県で緊急事態宣言が解除され、経済復興への第一歩の週になりますので、よもや来週の国会で野党が審議拒否をすることはないとは思いますが、各委員会に付託された法案も溜まっていますので、スムーズな審議が各委員会です行われるようにしたいものです。

 予算委員会は昨日、安倍総理が「第2次補正予算を今国会中に作り上げたい」と表明されましたので、また忙しくなります。予算規模がどのくらいになるのかで予算委員会の日数なども決めなくてはなりません。第1次補正予算の審議が衆参でそれぞれ一日間でしたので、それと同じような日程で、予算を成立させ第1次に続き、間髪入れずに国民の皆様に、予算をお届けしたいと思います。

 来週、再来週がどうなるのか。国会の会期は6月17日までですので、あまり時間はありません。政府の予算編成の進み具合、野党の皆さんの考え方を十分に観察しながら進みます。