第2次補正予算へ動き始まる

2020年05月13日

 政府は14日にも「緊急事態宣言」の県別での解除を発表する予定です。同時に経済対策を早急に具体化させて、我が国の経済の立ち上がりを予算と法律で支援する必要があります。
 そのための第2次補正予算案づくりが、官邸と自民党双方で始まりました。私の事務所にも自民党政務調査会から、第2次補正予算案についての要望事項をメールで送って欲しい、という文書が届きました。今朝早速、「地方創生特別臨時交付金」や「家賃補助の仕組み」「農林部門での畜産対策」などについての意見を提出したところです。
 
 緊急事態宣言の地域別の解除で、それぞれに「緩み」が出て第2波の感染に発展する可能性もありますので、ここは第2波が起きない対策が求められます。一方で経済や国民の生活、子供たちの日常生活や学習などは、徐々に限界に来ています。具体的な出口戦略をしっかり示すことが国の責務です。経済再生と第2波の防止、という相反する2つの課題を乗り越え、我が国の活力を取り戻さなくてはなりません。まさに、政治の力量、国民の知恵と協力や意識が試されるところです。ここからが本当の国家としての実力の見せ所です。

 これまで以上に難しい5月になりますが、四方に目配りをしながら慎重に、かつ大胆に政策をつくっていきます。いよいよ正念場です。