派閥の会合など中止

2020年04月01日

 今日予定されていた各派閥の事務総長会議が中止になりました。そして各派閥の定例会は明日木曜日ですが、これもほとんどの派閥で中止を決めています。本会議前に必ず開かれる代議士会も中止、政策を論議する自民党の朝の各政調部会も、今後少なくなりそうです。法律や政策を論議し、決定する国の政治の中枢がこのように、機能不全に陥って来ました。

 経済活動は既に相当減退しています。ウイルスというのは恐ろしい。社会を動かす全ての仕組みを蝕みます。改めて今後の地球の重要なリスク要因、いわゆる「重大インシデント」になりました。

 東京都知事が昨日も官邸を訪れました。総理と意見交換したようですが、日本全体を見る総理と東京都だけを見ている小池知事とでは少し現状認識に開きがあったようです。緊急事態宣言を行うかどうか、今一番難しいところです。

 転ばぬ先の杖、備えあれば憂いなし、これは今後の感染拡大防止のため大切ですが、いたずらに社会・経済を混乱させることは政治としては避けなくてはなりません。ここは冷静に的確な判断が求められます。