木曜日の週刊誌広告が怖い

2020年02月07日

 週刊誌「週刊文春」や「週刊新潮」の発売日は木曜日、このため木曜日の朝刊には見出し広告が出ます。センセーショナルな見出しでいかにも興味を引き起こしそうな文言です。この見出しで政治が動きます。

 政界・政治家の不祥事やスキャンダルの広告が掲載される頃にはすでに国会にはゲラ刷りが出回ります。次に標的にされた政治家や官僚はだれか、という訳です。

 同時に予算委員会も動きます。スキャンダルや不祥事を思わせる記事の対象が、そのまま質問対象にもなります。本来、週刊誌の報道を資料とはしないという与野党の約束ができていますが、どうしても一般の関心を買うものについては何らかの形で質問として登場しがちです。

 今日も政治家や官僚に関するような週刊誌報道が出て、参考人や政府参考人としての要求が出てきそうです。どのように判断していくかは昨日の夕方から検討に入っています。ギリギリまで役所や関係者と話し合いますが、頭の痛い問題です。

 予算委員会はまだ令和2年度の予算審議が始まったばかり。これからさらに一般質疑や集中審議が予定されています。何かあると波乱の目になります。毎週木曜日が来ると、何もなければよいが・・。と祈るような気持ち。

 「戦々恐々」です。