税制改正の季節

2018年11月07日

 今年も「税制改正」の季節になりました。来年度の税制について、「新しく税を設けるもの」「引き上げるもの」「廃止するもの」「特例的な措置を延長するもの」など何千項目にも及ぶ税の項目を各省庁別に一つ一つ検証して改正すべきものは変えていく、という作業が暮れまで続きます。
 自民党税制調査会でその作業をやりますが、私は地方税を充実させるための、幹事となっていますので、まず地方税について、地方自治体が少しでも財政的に潤う様な税制に向けて努力することになります。
 そして自民党の組織運動本部の副本部長もしていますので、こちらは各職域団体から税制についての要望を聴き、その職業にとって税の負担が軽くなるような作業もしなくてはなりません。
 今日は酒類関係の団体と税理士関係団体の要望を聴くことになっています。
 税がなくては財政も成り立ちません。税は軽いに越したことはないのですが、財政的に手当てしていくためには必要なものです。義務でもあります。しかし、余り「痛税感」を感じるような税制では国民の皆さまの反発を招きます。それでなくとも来年の10月からは消費税が2パーセント引き上げられ、皆さん戦々恐々の時です。しっかり論議して、話しを聴いて抵抗のない税制にしていきたいと思っています。」