参議院の予算委員会、大臣答弁

2018年11月06日

 予算委員会は舞台を参議院に移して昨日から始まりました。早速大臣の資質ということでいろいろな質問が飛び交っています。
 昨日は特に、桜田義孝オリンピック・パラリンピック担当大臣が矢面に立たされました。もともと訥弁(とつべん)で親分肌。建築業をしながら大学に行った苦労人で、私たちは親しみを込めて「サクラダ兄い」と呼んでいます。そんな人柄なので少し意地悪な質問にはウイットのある答弁で切り返す、などの技は出来ない人です。それを「東京五輪のコンセプトは何ですか」など私からすれば相手の不意をつくような意地の悪い質問で困らせようとする、質問者の性格がどうもなじめません。もちろん「オリパラ担当大臣だから答えて当然だろう」と言われればそれまでなんですが、・・・・。
 桜田大臣は建築業だっただけに、建設現場で足場から転落して死亡するとび土工や左官などが多いことに心を痛め、建設職人の安全のために「建設職人基本法」を先頭になって作った人です。なんとも見ていてやり切れませんでした。
 今後参議院でどうなっていくのか、また衆議院予算委員会で集中審議もあるかもしれませんので、各大臣まだまだイバラの道が続きます。