選挙・ショックの3連発

2018年10月01日

 昨日は地元菊陽町の町長選挙の投開票でした。4期目を目指す現職に、新人が挑戦するという一騎打ちの構図です。菊陽町は熊本市の隣接町で人口増地帯。人口は4万2000人を超しさらに増えています。有権者は3万2632人です。
 衆議院の選挙区では私が支部長を務める第3選挙区ですので、現職に自民党として、私の名前で推薦を出しました。ですから県議も含めて、ほとんどの周辺市町村長さんたちも現職応援です。
 現職が72歳に対して新人が51歳と若く、新人の方は町会議員もされていましたし、浮動票が多い町ではありますので、新人候補がかなり善戦されるだろうとは思っていました。それでも、現職は地道な町政をされてきましたので、1000票くらいの差はつけて勝利されるだろうと思っていました。
 ところが豈図らんやふたを開けてみると、7737票の現職に対して新人は7307票獲得され、その差はわずか430票でした。まさにこれだけの応援団を抱えていながら、薄氷の勝利でした。祝勝会も今一つ盛り上がりを欠きました。
 同じ時刻のころに沖縄の知事選挙も、自民、公明両党が支援する候補が敗北という報告がありました。沖縄も、私の秘書たちを含め、国会議員、九州の県議会議員、秘書団など大量に沖縄に派遣し、自民党総力を挙げて支援してきました。沖縄に行った私の秘書の話では、「最後は自民支援の候補が勝利するだろう」と言っていましたので、こちらの落胆も激しいものがありました。
 これで、先の自民党総裁選挙で味わった、安倍さん支持で大変な努力したけど熊本県はあまり票が出なかったショックと合わせて、ショック3連発です。
 世論というのは、全国共通のものがあり、流れがあります。沖縄や菊陽町だけの現象ではありません。もう一度、結果を分析して何がそのような結果にさせているのかを、分析しながらこれからの政治に臨みたいと思います。
 台風24号以上に、厳しい、考えさせられる、反省もさせられる一日でした。