開店休業

2007年11月15日

 国会はなかなか動きません。新テロ特措法が衆議院で通過して、次は参議院での審議ですが、民主党が引き延ばし作戦で審議に入ろうとしません。このため今週は後半は全く衆議院本会議が開かれませんでした。このまま行って結局また延長なら、国民の政治不信を買います。「税金を無駄遣いするな」という声が聞こえてきそうです。
 責任は民主党にありますが、政権政党の自民党も考えなくてはいけません。このままずるずると延長を重ねると、来年度の予算や予算関連法案の審議にも影響してきます。もし、予算関連や予算が延び延びになると、今度は国民の生活に直接響いてきます。
 公務員の給料が出ません。年度をまたいで継続して行われる予定だった工事などがストップします。生活保護費や障害者に対する支援なども出来なくなります。野党は政治を混乱させて、自民党のせいにすればいいのでしょうが、国民の生活はたまったものではありません。自民党も政権政党として、そこは責任を持って国民生活を守っていかなくてはなりません。
 今の国会空転が、来年に大きなツケとなって跳ね返ってきそうです。心配です。