地方の中の格差

2007年01月03日

・・朝から箱根駅伝を見ながら、年賀状の整理です。いつもと変わらぬ年賀状、本当に有難うございました。出来うる限り返事を自筆で書いているところですが、大変な量ですので、不可能だったり大変遅れるかもしれません。お許しください。
・・あっという間の正月三日間でした。しかし、久々に自分のペースで過ごせました。家族で大津日吉神社に参拝も出来ました。暮から連日走り込み、5キロから7キロ毎日走ることが出来ました。出っ張った腹はこのくらいではへこみませんが・・。
・・経済の格差を感じます。特に地方の農業、商店街は惨憺たるものです。新聞によっては「これだけ交通の便が良くなり、情報通信が整備されてくると地方の拠点化は進む。寂れるところはそのままにしておかなくてはならないかも知れない」と書いているところもありました。
・・生活圏の範囲や単位が時代とともに変化してきています。行動範囲が広まれば、その中での濃淡はどうしても出てきます。様々な効率性を考えれば、自然の流れの沿うしかないかもしれません。
・・私達のところでも、大型ショッピングセンターやシネマコンプレックスが出来た「光の森」に、この暮も正月も人、物、金、情報が集積しました。「光の森」ニュータウンは県が強力に推し進めたものです。人が集まるだけに便利ではあります。経済の活気も出てきました。しかし、その影響は全体のパイが限られているだけにどの地域かが受けることになります。地方の中の格差問題の誕生です。
・・次々と進む開発行為を止めるのは至難の業です。経済の流れはある程度任せる以外にありません。なら残された地域がどうあるべきか、どう発展させ、維持させ、また一方で縮小させるかー地方の中の格差の解決策が、これからの地方のテーマになりそうです。
明朝の辻立ち7時30分阿蘇立野、8時10分大津。