誘致企業の活用

2007年01月04日

 朝の阿蘇立野の辻立ちはさすがに冷えましたが、今の時期阿蘇にしては穏やかなものでした。車はいつものように多く、早速の仕事始め、皆さんが企業に役所にいそいそと通勤される様子が分かりました。
 一方大津の辻立ちでは車通りが少ない。これは本田技研がまだお正月休みのためです。いかに本田技研の影響が大きいか、朝の通勤交通量を見ただけでも思い知らされます。
 地方と中央の格差が言われていますが、せっかくの誘致企業、地元としてまだ活用不足と思います。本田技研クラスになるとさまざまな技術を持っています。その転用も技術者の能力を考えればあらゆる分野に可能です。農林業といった一次産業に、また地域活性化にもっと活用してもいい。更に、社員の数、販売網も活用しないてはありません。商店街も誘致企業の社員や販売網をいかに活用するかが、今後の繁栄を左右します。
 格差解消のためにはせっかくの誘致企業をもっと地域のためにその能力を転用してもらうことを考えなくては、と思いいます。地域だけで知恵を絞ってもどうしても限りがあります。どう活用するか、何に、どこまで地域のために役立てるかを考えるのが、自治体をはじめ地元の能力です。
 勝ち組の活用、これが今後大切です。
 明朝の辻立ち7時20分菊陽武蔵丘北、8時光の森、8時20分菊陽石坂交差点