被災者、農林漁業者に呼びかける動画を作成

2024年01月05日

 
 5日(火)、これまでと同様に午前10時から官邸の対策本部会議、そして11時から農林水産省内の対策会議でした。官邸に行く前、大臣室でのミーティングで「被災者の皆さんに私の言葉でお見舞いを申し上げたい。そして農林漁業者に励ましと今後の私たちの意気込みを動画で発信したい」と幹部の皆さんに提案しましたら、役所がすぐ同意してくれました。

協力し合って再建を】
 午前中の日程と午後のレクチャーが一段落した後、午後2時から動画の撮影をしました。
内容は被災地の全ての皆様にお見舞いを述べた後、農林漁業者の方々に向けて呼びかけました。
「皆さん、現在非常に困難な状態にあると思いますが、私たちは皆さんの事業再開のために全力を尽くします。私も熊本地震を体験しました。農林業者の方々は厳しい環境ではありましたが、それぞれが協力し合いほとんどの方々が再建されました。今回の地震でも私たち農林水産省は出来る限りのことをして参ります。皆さんと協力し再建を果たしましょう」という趣旨のものでした。

メディア取材の中の動画撮影】
 マスコミの方々の取材にも対応し、メディアの皆さんが見守る中での動画撮影でした。撮影が終わって一か所だけフレーズをやり直しましたが、後は上手くいきました。今夜(5日夜)から農林水産省のホームページで見ることが出来ます。今後、復旧状態や災害復旧予算の措置などに合わせて定期的に更新していきます。農林水産大臣として農林漁業者の皆さんと常にコミュニケーションを取りながら、全ての方々が再建を果たせますように頑張ります。色々な意見もお寄せください。

地震の前より充実した農林業を
 まずは被害状況の把握、そして最低限の対応策、一定の時間が経てば復旧・復興への政策展開をして行きます。これまでの経営よりさらに充実した農林水産の経営が出来るようして参ります。熊本県は「復旧から創造的復興へ」というキャッチフレーズで復興作業をしていきました。石川をはじめとする被災地域も、以前よりも充実した農林水産経営になるようにしていかなくてはなりません。それがこれからの私の仕事です。一丸となって進みます。
写真は動画撮影の現場