委員会、特別委員会始まる

2023年03月07日


 7日(火)午前9時から、衆議院農林水産委員会(笹川博義委員長)が開かれました。この日は大臣の所信演説と副大臣が令和5年度の農林水産省の予算を説明しました。いよいよ委員会の始まりです。8日に大臣のこの日の所信に対する与野党の質疑を行います。

 一方私が筆頭理事を務める「地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会」(橋本岳委員長)も与野党の理事懇談会を開きました。こちらは特別委員会開催に向けての与野党の初顔合わせです。私から9日(木)12時10分に特別委員会を開き、河野太郎デジタル大臣、小倉將信こども政策・少子化対策担当大臣、岡田直樹地方創生、デジタル田園都市国家構想担当大臣の3大臣から所信を聴くことを提案しました。そして、その所信に対する質疑は14日午前9時から開会し4時間行い、質疑時間の与野党の配分は与党(自・公)35分、野党3時間25分を提案しました。質問時間配分で与党としてギリギリの譲歩をした結果、双方とも了承していただきました。

 この特別委員会は所管が多岐にわたるため、3大臣を確保しなくてはなりません。常時3大臣ではなく要求があればその都度、担当の大臣に委員会にご出席いただき答弁していただくという事で野党の了承を得ましたが、それでも本会議や参議院予算委員会などの合間を縫っての大臣確保はなかなか厳しいものがあります。

 おまけに特別委員会は4本の法案が付託されます。しかも法案審議と一般的な質疑が交互に行われますので、時間的な余裕はありません。与党筆頭理事の仕事は法案をしっかりと成立させることですので、野党の皆さんの協力を得て、1本1本を成立させていくという作業が続きます。6月の会期末まで一時の油断も許されません。

 かつて、衆議院予算委員会の筆頭理事も経験しましたが、その時と同じ緊張が法案成立まで続くことになります。
厳しい国会になりそうです。
写真は7日開会された農林水産委員会