中九州横断道路 竹田阿蘇道路の着工式

2022年12月11日

 
 熊本市と大分市を結ぶ「中九州横断道路」のうち竹田市と阿蘇市間の道路22.5㎞の着工式が11日(日)午前10時から竹田市の竹田小学校でありました。大分の広瀬知事、熊本の田嶋副知事をはじめ大分、熊本県双方の衆参国会議員、各自治体の首長、議員、各種団体の代表者、道路建設促進期成会の女性団体など約200人が出席して盛大に行われました。

 中九州横断道路は高規格幹線道路として建設される自動車専用道路で工事は平成6年からスタートしています。全長は120㎞。すでに大分側は犬飼・竹田間25.3kmが供用開始しており、熊本側も平成28年の熊本地震による土砂崩落で交通がストップした国道57号の北回り復旧道路として11.9㎞が開通しています。そして現在、中九州横断道の最難関である「滝室坂トンネル」6.3㎞が工事中、さらに先日大津–合志道路も中心杭打ち式が行われ両県それぞれに急ピッチで工事が進められています。

 完成すれば熊本大分間の経済に大きく貢献するだけでなく、災害時も人命や物資の緊急輸送で大変な効果が期待できます。

 この日は、アトラクションとして大分県立竹田高校の、「書道・吟詠部」による書道パフォーマンスがあり、「未来へ向けた中九州横断道路」という見事な墨字をステージに掲げた和紙いっぱいに書き上げました。両県知事やそれぞれの国会議員がお祝いの言葉を述べ、一斉に鍬入れ式を行いました。

 一昨日は宮崎と熊本を結ぶ九州中央自動車道のうちの矢部清和道路の中心杭打ち式があったばかりです。
 台湾の世界的半導体企業TSMCの進出もあり、私の選挙区は道路工事や工場進出を控えての団地造成、住宅地の建設、また鉄道の新路線建設予定などで活気が出ています。この機をとらえてインフラの整備、教育施設や医療福祉施設の充実、併せて自然環境の保護と地下水の保全など、攻守双方で将来に向けた地域を建設していきます。

 地方創生を私の地元から実現させたいものです。

写真は一斉に行われた鍬入れ式