七日間の宿舎療養生活

2022年08月03日

 7月28日(木)から始まった、コロナ陽性による議員宿舎内での療養も1週間を経て、今日3日(水)を残すのみとなりました。この間、無症状ですので「何をやるべきか」を考えたのですが、読むべき本があった訳ではなく、部屋の片づけなども面倒でやる気はなく、療養とテレビに明け暮れました。ただ、せっかくの機会でしたので、小学校のころから、これまでの私の考え方の変遷やこれからやるべきこと、今後の国のあるべき姿など、少し大上段に振りかぶって文章として書き連ねました。かなりの長文になりましたが、公開するようなものではなく、私の胸に刻んでおきたいと思います。そして時々パソコンを開いては、このころの心境の一端を覗く様にしたいと思います。

 テレビでは「異常な暑さ」「コロナ対応の見直し」「旧統一教会と自民党」「アメリカ下院議長ペロシ氏の台湾訪問による緊張」「ウクライナ戦争の今後」「3年ぶりの東北地方のねぶた祭りと長岡花火大会」「母親の車内放置による幼児死亡」「大谷翔平選手の移籍問題」「ヤクルト村上宗隆選手の5打席連続ホームラン」などが繰り返し繰り返し流れてきました。

 「異常気象」「感染症」「戦争の危機」「宗教と政治家」「人間を失格させる社会そして親」「コロナからの懸命の脱却」など改めて社会の様々な動きを目の当たりにすることが出来ました。  
 政治の役割は幅広く深い、という事も思い知らされます。

 今日3日から臨時国会が始まっています。5日までの3日間。明日から活動開始です。まずご迷惑をおかけした方々へのお詫びから入らなくてはなりません。自民党、国会、派閥、事務所、地元、懇親会を予定していた仲間などなど。慌ただしい日が始まります。

 特に改めて気づいたことは、世界や我が国の様々な状況が報道されていく中で、まだまだ私たちが見落としている変化があるのではないか、という事です。報道で流れることはニュースになり易い代表的なことで、地域ではもっと重要なことが起きようとしているのではないか、そのためにも、現場をもっともっと回り、細心の注意を払いながら変化や変質を探り出し、そして手遅れにならないうちに社会的・政策的手法を施さなくてはならないのではないか、という危機感を改めて覚えました。

 この7日間の療養が、今後大きな価値ある療養に繋がっていくよう努力していきます。