緊急経済対策、孤独・孤立で最終調整

2022年04月12日

 11日午後4時から自民党本部で「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」に向けた提言について最終的な取りまとめの会合がありました。

 私は「孤独・孤立対策特命委員長」として出席しました。今回の緊急経済対策で初めて、「孤独・孤立に苦しむ方々へのきめ細やかな支援」という柱が打ち出され、具体的にどのような文言で政府に対して提言されるかを確認するためです。

 提言案では要望していた多くのことが盛り込まれていました。「孤独や孤立に悩む方々に対し、一元的な相談窓口や連携基盤の構築などを通じ、支援に関する情報が隅々まで行きわたりNPO等の円滑な活動を通じ、支援がしっかり行き届くような措置をする」という書き出しで記述されており、孤独・孤立への対策が確実に盛り込まれていることを確認しました。

 しかし、もう少し支援の対象などを広げる必要があると考え、その場で具体的な支援対象の名前を挙げて追加していただきたい、と発言しました。執行部からは「検討する」という回答を頂き、たぶんその後の調整に入るのだと思います。

 今回の緊急対策は先月末に打ち出され異例のスピードで自民党の提言作成は進んでいます。燃油を筆頭に諸物価の高騰が続き、円安が進む中で一刻も早く政府が対策を実行に移すことが求められます。

 ウクライナ戦争の停止と同時に生活防衛への私たちの実行力が試されます。