農業委員会等に関する議員懇話会の会長に就く

2021年12月23日

 22日(水)、自民党本部で「農業委員会等に関する議員懇話会」が開かれました。これまで富山県選出の衆議院議員宮腰光寛先生が会長を務められていましたが、今回の選挙で勇退されました。また事務局長は石川県選出の参議院議員山田修路先生でしたがこちらも石川県知事選挙出馬のため議員を辞職されます。このため役員の改選が行われ、私が会長に就任することとなりました。また事務局長には、参議院全国比例区の土地改良連合会を母体として選出されている進藤金日子(しんどうかねひこ)先生が就くことになりました。

 同会は各市町村に設置されている農業委員会の全国組織である全国農業会議所(國井正幸会長)と共に、農地が適正に守られるように農地の売買や転用等に関しての審議を行っていますが、自民党としてこれらの組織を支援し、今後の農地の保全等にも意見を述べていこうという議員連盟です。平成15年に発足し農地法や農地中間管理事業法、農業委員会法の改正の際などに党としての意見を取りまとめてきました。

 来年は、各市町村で将来の農地と担い手の「目標地図」を法律によって作らなくてはならないという「人・農地プランの法定化」という作業が待っています。プラン作成は農業委員会が中心となるだけに、様々な課題に対して政府に意見を言わなくてはなりません。大切な時期に会長を任されました。

 挨拶の中で「これまでにそうそうたる農政通の先生が会長に就任されており、緊張でいっぱいであるが、今後、人・農地プランの法定化の中で起きてくる様々な課題などに対して全力で取り組んでいきたい。全国の農業委員会が適正に機能していくよう働いて参りたい」と挨拶をしました。

 役職がまた一つ増え、身が引き締まります。