ゴールデンウィーク後の重たい一週間
2021年05月14日
14日、熊本県が群馬、石川両県とともに新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の対象地域に指定されました。4月17日に熊本地震からの集落復興竣工式に出席して以来、熊本には帰っていませんが、これで暫くはまた、帰れそうにありません。選挙区がだんだん遠くなります。私一人ではないでしょうが、10月までには必ず選挙が行われる、と分かっていながら選挙区に足を踏み入れられない事に焦りともどかしさを感じます。
国会は、前日に引き続き委員会審議でした。この日は地方分権一括法案。前日と同じように厳しい質問の連続でしたが、何とか予定の3時間で審議終結。採決の結果、共産党が反対したほかは、厳しい質問をした他の野党は賛成に回り、賛成多数で可決しました。今週は本会議、内閣委員会、地方創生及び消費者問題に関する特別委員会と、それぞれの質疑が続き、連休明け、重たい1週間でした。
午後5時からは、月刊誌「中央公論」の、孤独・孤立に関してインタビューでした。ハイクオリティーの雑誌だけに、約1時間、社会問題に踏み込んだ密度の濃い質問を受けました。来月号で、孤独・孤立対策の特集を組むとのことです。
それにしても新型コロナ変異株の感染拡大が心配です。東京、大阪をはじめとする大都市だけでなく、地方都市も含めて全国に広がっていますので今後どうなるのか、国民全体が不安な状態です。週末・週明けの世論調査にも不安な気持ちが数字に表れることでしょう。しかしここは、イライラしても仕方ありません。じっくりと落ち着いて、感染防止に努めるだけです。
熊本の自宅に電話して、妻、子ども、孫への細心の注意を呼びかけました。1年前、このような状態になるとは誰が予想したでしょうか。
しかし「朝の来ない夜はない」。忍耐、平常心で淡々と仕事をこなすことが大切。来週も厳しい委員会質疑が続きます。