内閣委員会で厳しい一日

2021年04月07日

 衆・内閣委員会は私にとって今週がヤマ場です。7日の子ども・子育て・児童手当の改正法案の審議のため、朝6時半から答弁レクチャーを受け、午前9時からの委員会に臨みました。昼もレクをはさんで午後5時までの7時間の審議、12人の質問を受けます。覚悟はしていましたが、いずれも劣らぬ論客や専門的知見を持った質問者ばかり、鋭い質問が飛び答弁に窮する場面もあって厳しい一日でした。

 コロナ感染で少子化が一層進む中での少子化対策について、待機児童解消を進める一方で児童手当の特例給付で年収1200万円以上の家庭を見直す法案に対する激しい批判、保育士さんへの処遇改善に向けた政府の取り組みなど少子化対策、子ども、子育て、児童手当に関する質問が次々と出されました。

 答弁要旨は用意しましたが、いざ質問になると予期せぬ質問が飛び出たり、当初予定された質問の順番が変わったりしますので、どの答弁要旨を見ていいかわからなくなります。そんな時はぶっつけ本番で答弁要旨に頼らずに答弁しますが、このような時が最も問題発言をするケースが多く、言葉を選びながらの答弁でした。

 何とか12人の質問が終わり、午後5時に委員長が閉会を宣言した時はさすがにホッとしました。しかし、9日の金曜日もこの日の続きがあります。さらに厳しい質問も予想されます。まさに今週は正念場です。

 委員会だけでなく、その他にも気になる課題があります。孤独・孤立対策の次の一手を考えなくてはなりません。子ども庁の設置が自民党から提案され総理が強い意欲を示されました。その動きが今後どのように展開していくかも、子ども・子育て担当部署を持つ私としてはウォッチしておかなくてはなりません。

 考える事、気に掛ける問題が多すぎます。一日があっという間に過ぎます。