連休中はひたすら自習

2020年09月23日

 この4日間の連休中は、自らの仕事の内容を把握するためにひたすら自習に努めました。それぞれの担当者からいただいた資料を持ち帰り、レクチャーを受けたことのおさらいです。
 一億総活躍が唱えられ出した経緯と内容、地方創生のこれまでの取り組みと成果、少子化対策に対する世界各国の取り組み、関係論文などをネットで読んだりもしました。知れば知るほど難しさを改めて感じます。
短期的に成果や結果が出せるようなものはありません。特に少子化対策はこれまで懸命に取り組んで来られたのでしょうが、それでも出生率や出生者数は厳しい数が出ています。
 世界各国も同様ですが、ヨーロッパ、とりわけスウェーデンやフランスは少子化対策に取り組んで来た長い歴史があり、それ相応の成果を出しています。しかし、外国の政策を、そのまま取り入れても同様の成果が出るものではありません。それぞれに国柄や国の歴史から来る国民の考え方があります。また、ひとつの考え方のみにとらわれれば全体を見ずに一つ一つ小極に着手していくことになりかねません。それだけに、やりがいのある仕事でもあります。
 地方創生もインスタントで出来るものではありません。それぞれの地域の意気込みやアイデンティティー(特色的なもの)をどう国が引き出していくか、又、地方と国の連携で着実に活躍化させていくか等の協力態勢が求められます。そして、官だけが旗を振っても持続するものではない。民のアイデアや奮闘が大きなカギを握ることも分かりました。地方への移住等も同様です。
 菅総理が言われる「自助・共助・公助、そして絆」がすべての政策にあてはまります。長い道のりですが、職員の方、そしてそれぞれの地域の皆様と力を合わせての総力を結集した取組の始まりです。