今日から総裁選

2020年09月08日

 自民党の総裁選挙はきょう告示日を迎えます。3人の総裁候補が届け出をして、それぞれが自らの政権構想を訴えます。
 昨日の菅陣営の選対本部は、菅官房長官も姿を見せ、緊張感のある雰囲気でした。大所帯ですのでまとめるのが難しいのですがそこは各派閥の効用です。事務総長が出陣式の段取りや、所見発表の参加者などを手際よく派閥別に割り振っていました。

 コロナ感染防止で、所見発表の会場などは参加者が制限されます。このため誰を出席させるかなど難しい面もありますが、そこは皆さん手慣れたものです。私の派閥はわずか11人。こういう時は電話1本で決まりますので仕事がスムーズにいきます。

 気がかりなのは地方票です。党員の方に菅さんの良さがどれだけ浸透するか不安です。しかも今回は全国遊説がありません。それだけに候補者の人柄や考え方が直接聞けるわけではありません。しかし四の五の言っても始まりませんので、地元秘書団にフルに働いてもらい、地方割り当ての3票を何とか少しでも多く獲得したいと思います。

 14日の投開票日まで全力を尽くすのみですが、一方で予算委員会の理事懇談会も今日開かれます。予備費10兆円の執行状況を予算委員会理事懇談会で報告することになっていますので、正午から財務省の主計局が説明します。今回は、ワクチンをアメリカやイギリスの製薬会社から確保するための予算執行の説明があります。こちらも大切なことですので、11時の出陣式を途中で抜け出して委員会出席となります。