2020後半戦、今日から活動開始

2020年08月16日

 お盆の束の間の休みが終わりました。孫たちとも久々に触れ合い、十分な休養でした。今日から今年の後半戦、活動開始です。今日の午後に上京してして明日からの活動に備えます。

 野党が分党がらみとはいえ合流します。現在の立憲民主党は140人を超す大野党になります。野党への国民の新たな期待も出てきます。数の論理によるスケールメリットも生まれます。自民1強体制に変化が出てきます。うかうかしてはおれません。かつて自民党が政権を失った時の状況に少し似てきているようにも思います。マスコミはそろって政権批判です。その言葉や用語も苛烈なものに変容してきています。国民の新型コロナ感染に対する不満も高まり、世論調査に表れています。
 冷静に分析していけばコロナ対策は、失敗しているわけではありません。経済を止めないという事と感染防止対策のバランスを取りながら進んでいるのですが、一般的にはどうしても感染者数にとらわれがちで、GOTOトラベルなどが批判のやり玉に挙がっています。

 しかし実態は皆さんの感染防止に対する意識の高さや帰省、行事の自粛によって相当うまく行っています。あとはコロナの漸減に向かって進み、一方でワクチンの開発・承認を待つしかありません。

 ですがムードが何物にも先行します。政権がやっていること、自民党がやろうとしていることがすべて悪いようにとらわれがちです。

 ここはひたすらに、今後の国の最良の方向を目指して、黙ってひたむきに政策を作り、実行していくしかありません。
 明日からは自民党本部での会合もあります。9月に入ると予算委員会の開催も予定されています。新たな与野党の論戦の開始です。苦しい後半戦になりますが、自信をもって、しかし謙虚に進みます。

 コロナだけではありません。「災害復旧はこれからです」。「モーリシャスのタンカー座礁流出は海洋環境の問題として国が前面に立たなくてはなりません」。「日韓問題が8月から9月のかけてヒートアップしてきます」。「来年度の予算づくりも怠りなくしていかなくてはなりません」。「デジタルガバメント(電子政府・自治体)の構築は今回の10万円給付でもその遅れが明らかになったように、急務中の急務です」。「子供たちの遅れた教育をどう後半戦に挽回していくか」。「来年の就職戦線は氷河期に入ります」。

 やるべきことは山積しています。これまで隠れていたものがコロナによって明らかにあぶりだされたこと、コロナによって引き起こされた事象、コロナとは関係なく進んでいく国際情勢、など、いくつかの分野に仕分けをしながら一つ一つ確実に手を打っていくことが、着実な前進と国の改革につながります。