久々の休息日

2020年08月13日

 初盆回りをひと段落させ、今日は久々にゆっくりした朝を迎えました。昨日来、8月のこの期間は先の戦争の回顧番組が多く、昨夜はNHKBSプレミアム「英雄の選択」を見ました。昨夜の英雄の選択に登場した主人公は山本五十六。山本五十六のことは何度も本で読み映画も見ましたが、やはり「選択」に当たっては一番苦渋の選択をした英雄の一人だと思います。「やって見せ、言って聞かせてさせて見せ、褒めてやらねば人は動かじ」という山本五十六の言葉も好きで色紙も取り寄せていましたので興味深く見ました。

 それぞれの歴史家が論評を述べていましたが、みんな共感すべきものでした。最後は何であんな無謀な戦争に突入したのか、その前になぜ昭和12年に日中戦争を起こしたのか、歴史を回顧するたびに、この2つはいつも思う事です。あのような決断をしない政治の大切さを痛感します。そのためには、正確な情報収集、将来の我が国の最適な在り方を深く考えること、常に謙虚な姿勢と最悪の事態の想定、などを考えながら決断をしていかなくてはならないと思います。

 今朝は、もう暑くなっていましたが7時半から、約7キロのジョギング、そしてその後は読書です。夕方からは会食が予定されています。ゆっくりと過ごし、コロナと世界、75年以上前の世界の動きと我が国の決断、社会の健全な仕組みの在り方、などに思いを巡らせてみます。