SNS上の誹謗中傷への対策を申し入れ

2020年07月31日

 昨日は、最近様々な問題を引き起こしている「SNS上での誹謗中傷」に対する対策について、自民党の情報通信戦略調査会でまとめた対策を高市総務大臣に、政策として実行するように申し入れを行いました。

 SNS上では、匿名の誹謗中傷が大きなトラブルを引き起こすことが少なくありません。それは人の命にかかわってくることもあり、ニュースでも取り上げられることが多くなってきました。

 私たちの提言はそれらをいかに少なくするかについての提言で、ただ単に犯罪として取り締まりを厳しくする、とか監視の目を厳しくする、という事ではなく、根本からこれらの問題を減少させるためにはどうしたらいいかという内容です。

 社会啓発や教育機関によるモラル向上に向けた取り組み、相談窓口の充実あるいは一本化、また被害者に対して発信者情報が速やかに開示できるような取り組み、などをまとめました。匿名による発信がほとんどですので、心無い表現が多いのですが、かといって表現の自由を委縮させるようになっては、また社会的に問題が起きて来ます。

 デリケートな部分が多いのですが、現代の避けては通れない課題であり、日本だけでなく世界的に取り組まなくてはならない事でもあります。息の長い対応が更に続くことになります。