豪雨による被害対策大詰め

2020年07月22日

 政府は今回の豪雨による災害を「令和2年豪雨災害」と命名して対策を急いでいますが、まず第1弾としての対策が大詰めを迎えました。

 昨日は自民党農林部会で農業災害について、政府に対しての申し入れ案をつくりました。今日は自民党災害対策本部で今回の災害全体についての申し入れ案を作成します。

 河川や道路決壊、山林崩壊に土砂崩れ、農地被害に作物の被害、家屋の全半壊に伴う支援策や、交通遮断の地域への代替輸送手段、温泉街の再生や、中小企業者へのグループ補助金など、インフラ、生活再建、医療体制や新しい集落づくり、仮設住宅の建設などで、その政策は一つの国を作り替えるのと同じくらいの幅広い政策が必要です。

 私は先に熊本地震で、いかに集落や生活をスピード感をもって再建し、通常の生活に戻す事が出来るかといった大切さを身にしみて感じていますので、今回の災害に対しても数多くの意見を出させてもらいました。

 それぞれ党でまとめたものは、来週早々に政府に申し入れを行い、来週末には政府の対策が出る予定です。まずは第1弾の復旧・復興事業のスタートです。
 これからは再建・再生に対しての私たちの実行力と責任が問われます。