検察庁定年延長でのメール増える

2020年05月17日

 国家公務員の定年延長問題で、検察官の役職定年を内閣や法務大臣の判断で3年間延長できる、とした検察庁法改正案を巡って様々な論議が起きています。
 私のところにも、身近な人から、また日ごろ余り音信がない人からもいくつかのメールが寄せられています。そのほとんどが、検察官の人事に政治判断が加わることになり、検察の一角が政治的に崩される危険性がある、また、内閣の暴走が目に余る。このままでは独裁政権になってしまう、という反対意見が全てです。

 いくつかの問題が、ごっちゃまぜになっているようにも思いますが、国民の皆様の目に映ったものが、世論ですのでこれらの声には耳を傾けなくてはならないと思っています。あまり詳しく説明すると言い訳の様にも取られるし、何がまっとうな方向で、何が枝葉として付け加えられたものか、の判断が徐々に見えにくくなっています。

 明日開かれる衆議院の内閣委員会と、その後の動きなどをしっかり見据えて対処していく、としか今は答えられません。ただ、与野党を含め水面下の動きが出てきていることも事実です。すべてを受け止めながらwatchして行きます。