補正予算の規模の話で持ち切り

2020年03月17日

 コロナウイルス対策は世界的な動きになって来ました。同時に経済対策も一国での対策でなく、各国が協調して実施しなければ効果が薄いような情勢になって来ました。昨夜にはG7首脳による緊急のテレビ会議も開かれました。一方国会でも、4月の補正予算の規模の話で持ち切りです。

 10兆円から始まりましたが今では、30兆円、事業規模で60兆円になりそう、などの話がまことしやかに流れています。それも4月に入ってすぐに国会に提案されるという流れになっています。現在、参議院で令和2年度の総予算審議をしていますが補正予算づくりは進んでいます。

 そうなると、4月の第2週か第3週に予算委員会が開催されることになります。今回は急を要する補正予算ですのでそれほど長く審議をしている時間はありません。それでも再び与野党の話し合いを始めていかなくてはなりません。本予算の時の緊張感がまた戻って来ました。

 今国会は、補正予算にとどまらず、東京オリンピック・パラリンピックに、もしものことがあれば、さらに経済対策を打たなくてはならないことになります。また国会会期延長も考えられます。中盤から終盤国会はいつ何時でも準備をしておかなくてはならない緊張したものになりそうです。 
 長期戦に備えた視野が必要です。