一年間、有難うございました

2019年12月31日

 令和元年も今日までです。私も阿蘇郡高森町の葬儀が11時からありましたので、参列させていただきました。それからは家の中を少し片づけて、洗濯なんぞをした後、空港周辺を走りました。12㌔㍍。本日は大津町剣道連盟の稽古納が午後8時からありますので、それで令和元年は終了です。
色々と有難うございました。

 今年の前半は政調会長代理として岸田文雄会長のもとで政策の勉強をさせていただきました。特に東日本の台風による被害など災害対応において、まだまだ充実した政策が必要であることを知りました。
 後半は衆議院予算委員会の筆頭理事として野党との交渉の最前線に立ちました。筆頭理事は総務委員会や農林水産委員会でも経験しましたが、予算委員会となるとまたスケールが違います。なかなか難しいものです。
 衆議院議員の逮捕や辞任した閣僚の説明責任、更に桜を見る会など来年に持ち越し、国会召集後に行われる予算委員会で、話題になるようなものばかりです。厳しい交渉が予想されますが、誠意を尽くします。

 個人的には、遅ればせながら山岡荘八の「徳川家康」26巻を読破しました。本当に面白く、日本の原点が分かりました。歴史を明治維新から入ると、我が日本のことが誇り高く感じられ、戦前になると一転してなんて馬鹿なことをしなのか、と落胆するのですが、やはり原点は徳川幕府からになります。もう少しさかのぼって、南北朝や戦国時代、承久の変、建武の親政まで少し勉強させていただきました。本当の日本の姿がどういうものか、我が国がどのような国家であった方が最適なのか、など考えさせられることばかりでした。

 デジタル経済や5Gの世界で起きること、グーグルやアップルなどいわゆるガーファと言われるプラットフォーム企業の今後の野望、そして米中のデジタル、貿易、サイバー、安全保障などの分野における衝突などの本も読みました。
 すべてが難しく、予測不可能なことばかりです。さらにでデジタル通貨や仮想通貨、フィンテックなどの金融分野も少しかじりましたが、こちらも難解。
 来年からの日本と世界は予測不可能、不透明な中でどのような生き方を国や地域や人一人がすべきなのか、模索が続くことになります。

 全力で、様々な分野に挑戦して行きます。一つのことをやっておればいいという時代ではなく、多くのことに興味を持って、そこからあるべき社会を探り出す、という事が大切と思いました。
 実のある1年でした。来年も今年のエネルギー以上に燃焼して参ります。ご指導よろしくお願いいたします。
 本当に有難うございました。