SMバーまで

2014年10月24日

 大臣のうちわ問題や観劇に続いてワインやカレンダーなど次々に公職選挙法によるところの寄付行為や政治資金規正法に抵触するのではないかという問題が掘り起こされています。

 昨日はとうとうSМバーの領収書が新しい経済産業大臣の政治資金報告書から出てきたということまで報道されました。秘書がそこに行って領収書をもらって、報告書に記載していたらしいのですが、普通の感覚だと領収書をもらう、というのが信じられません。私自身は商売をした経験がありませんので、領収書の価値がわかりません。会合やパーティーに出席して会費として出した分の領収書はいただきますが、飲食をして領収書をもらうことなどほとんどありません。ましてや秘書が、その種のところに行って、領収書をもらって報告するなど、自分が支えている代議士をわざと貶めるようなものです。ちょっと理解が出来ない。

 件(くだん)の経済産業大臣は大蔵省出身で、自民党の税制調査会を仕切っている方ですが、大変な頭脳の持ち主で見識も高く尊敬する政治家の一人です。しかし、事務所や秘書の管理監督も政治家の仕事の一つ。自分に、そして身内に厳しくなくてはならないとまた一つ教えてもらいました。