民主党次第の解散

2012年11月14日

 野田総理は年内の解散の腹を固めたようです。昨日の予算委員会でも、条件整備が出来れば、と繰り返しました。条件整備は一つ一つ出来ています。外堀も内堀も埋められつつあり、これで解散しなかったら、これまでの言動はなんだったのかということになります。
 民主党は党として反対、を表明しました。今解散をしたら惨敗だからだそうです。もともと地盤もない、選挙の努力もしない人たちが、風に吹かれて当選してきた方々が多い。このような方々は今解散でなくても選挙には勝てません。解散を延ばしたからといって状況がよくなるわけではない。少しでも長くバッジをはめていたいという気持ちだけ。これでは国政を預かる覚悟や自覚があるとは到底思えません。
 本当に今国のためにやらなければならないことは何なのか。それを考えればやることは一つ。
 野田総理が民主党内のこういった方々の声に押されて解散を先延ばしにするなら、それこそ民主党は国家のために消えるしかありません。