党首討論

2008年11月29日

 昨日は麻生太郎自民党総裁と小沢一郎民主党代表の党首討論でした。テレビで見ました。しかし正直言って期待はずれ。結局小沢さんは衆議院解散をなぜやらないか、だけです。私も解散はもっと早くやるべきだったと思います。しかし、ここに至っては今解散をやる必然性はありません。解散さえやれば日本が良くなるような考えはそれは党利党略でしかありません。
 麻生総理のほうはもっと的確な言葉遣いが出来ないのかと思います。しかしこれは永年のものでしょうから今さら改善は出来ません。しかし、的確に物事をとらえた言葉や分かりやすい言い回しはトップとして必要な所です。
 もっと二人の代表に、これからの日本をどう運営していったらいいのかという、高度で哲学的な話をしてもらいたい。今与野党がやらなくてはならないことは短期的には経済対策ですが、中長期的にはこれからの日本をどういう経済システムや高齢社会に耐えうるものにしていくかです。討論の端々からそのようなことが聞かれるかなあ、と思っていましたがそれぞれの、相手攻撃で終始しました。
 アメリカのオバマ政権は来年から猛烈な世界戦略と国内政策を打ち出してきます。それに右往左往しないような政策や日本の政治の強さを持っていなくてはいけない、討論を聞きながら、日本の危機感を感じました。