地方の町の行方が不安

2006年12月12日

 阿蘇のある町の若者の結婚式に行きました。同じ町に住む同志の結婚でした。新郎は家業が三代目の方でした。「父、祖父に負けないような店にしたい」というのが抱負でした。
 一つの町に代々家業を継ぐ後継者がいて、それぞれの店があり、営みがあるというのが地方の町の理想ですが、年々地方の町は寂れています。八百屋さん、たばこ屋さん、魚屋さん、呉服屋さん、自動車整備など次々に姿を消しています。地方の町はこのあとどうなるのだろう、と暗澹(あんたん)たる気持ちになります。
 ヨーロッパに行くと小さな町でもパン屋さんがあり、靴屋さんあり、レストランありで細々ではあるけれど、代々続いている店が多いような気がします。そしてつつましい生活の中にも家業に誇りをもって働いておられるように見受けられます。それが町の落ち着きや歴史観となって印象に残ります。何がどう違うんだろうと思います。ヨーロッパの大都市を観光するのでなく、何の変哲もない地方の町に一ヶ月くらい滞在して研究してみたい気にもなります。農業も一緒です。何が違うんだろう。もちろんヨーロッパも実情は大型店に押されて厳しいのだろうとは思いますが。
 安さ、品数の豊富さ、便利さでどうしても近郊の大型ショッピングセンターに足が向きがちですが、すみ分けをどうしていくのか、政治の大きな課題です。
 結婚した三代目を張る二人には、初代、二代に負けない店舗展開をして欲しい。
 明朝の辻立ち7時30分小国、8時南小国。