新聞で政治に活を

2006年03月30日

 最近新聞の政治面が面白くありません。当たり障りの無い解説記事ばかりで、政治に動きが無い。これもメール問題の後遺症で野党の民主党が元気がないからでしょうか。新聞の情報源は、与党が多いのですが、いざ丁々発止の攻防になると野党と連携して記事を書く場合が多いのでそうなってしまうのかもしれません。
 しかし、野党が元気がないから新聞が面白くないでは、新聞の取材能力はどうなっているんだ、と言いたくもなります。やはり、朝の新聞の力は大きい。私も、朝6時におきて辻立ちに行く前、朝食の前、何はさておいても新聞です。トイレに行って、ご飯を食べながら、朝一の情報を取ります。しかし、新聞社の世界も記者削減で、取材が行き届かないのか、国会が沈滞化してしまうと新聞も面白くなくなる、状態にあるようです。
 本当は今、最も大切な時期。18年度の予算が成立して、いかに使うかが始まります。使い道の検証もしなくてはいけません。また、耐震偽装問題、アメリカ産牛肉の輸入問題、官製談合など野党の元気のなさで、みんな中途半端になっています。だからこそ、新聞が頑張らなくっちゃ。テレビは新聞が報道したことしか流しませんので、やはり情報の主役は新聞です。
 もっと、新聞記者の誇りを持って、夜討ち朝駆けで、床の下にもぐりこんででも、情報を取る覚悟で、泥臭く取材してほしいと思います。なーんて少し先輩面して言いました。しかし、国民みんなの期待でもあります。かっこよくならずに、はいつくばって政治に活を入れて欲しい。
 明朝の辻立ち7時20分阿蘇市内牧、8時一の宮