政治、今年1年とこれから
2025年12月29日
今年も政治的に様々な出来事がありました。7月の参議院選挙で自民党が敗北しました。その責任を取り、石破政権から、高市政権に変わりました。連立も自公連立から自民・維新連立に移りました。以降、高市政権は70%近い高い支持率を保っています。
【敗北の原因は残る】
しかし、ここで少し考えなくてはなりません。高市政権の支持率は高くても、自民党の支持率はそれほど上がっていません。参議院選挙でなぜ敗北したのかを考えなくては再生できません。①石破政権は基盤の弱さからリーダーシップが取れないまま、物価高騰が進み有効な手を打てなかった②自民党の「政治とカネ」の問題が片付いていない、などが原因と考えられ、その状況は今も大きく変わっていません。
【野党の要求と財政】
野党の要求を受け入れ「ガソリンの暫定税率廃止」「いわゆる税を免除する103万円の壁の178万円までの引き上げ」「小学校給食費の無償化」などを実施することを決めたことが好感を持たれています。ただしこれらは財源不足、財政悪化と表裏一体であることも忘れてはいけません。
【円安変わらず】
「責任ある積極財政」で規律を守りながらの補正予算成立、来年度の政府予算案が閣議決定されましたが、「市場」は「責任ある」の部分をまだ評価していません。日銀が金利の引き上げを決定し、本来なら市場は金利の高い方に流れますので「円高」に振れるところですが、「円安」が続きます。燃油、ガスなど様々な原材料の輸入単価は高止まりし、物価の安定までには行っていません。
【強い経済の実証を】
そしてこれから。来年の国会を通して経済成長を実のあるものにしていく事を世界にアピールしなければなりません。「成長投資」「危機管理投資」「防衛産業の民間移転化」が本当に「強い経済をつくる」事を証明する年です。
戦略構想から実行経済へー。来年が我が国経済の正念場です。







