明日、予算委員会で参考人質疑

2020年05月19日

 明日、予算委員会を開いて、今後のコロナ感染対策について、医療関係者や経済人を招いて、参考人質疑をすることが急遽決定しました。野党が以前から私たち与党に要求していたもので、私たちとしては、予算審議以外で参考人質疑だけをやるということは前例がないことですので消極的だったんですが、昨日の与野党国会対策委員長会談で決定しました。

 森山国会対策委員長から昼前に電話があり、「委員長間の話し合いで参考人質疑をやることになった。すぐ、開始時間や与野党の時間配分など詳細な話し合いに入ってくれ」と言われましたので、午前11時40分から野党の筆頭理事と協議をして①20日午後1時から、医療関係者2人、経済専門家1人を招いて参考人質疑を行う②参考人の意見陳述はそれぞれ10分ずつ、質疑時間は自民、公明、立国社、共産、維新の5会派で15分ずつの75分で、トータル105分③テーマは「新型コロナウイルス感染症対策について」、ということなどを決めました。早速今日、理事会を開いて、他の与野党の合意を取り、更にNHKにテレビ中継の要請をします。
 
 国家公務員、とりわけ検察官の定年延長問題で、提出関連法案を政府が取り下げたことによって展開が急速に変わって来ました。ここが政治、政局の重要なところです。それに至るまでには、国民のツイッターによる反対の声、総理と二階幹事長の会談、膠着した委員会開催の打開の糸口をどこに見出すか、など様々な要因が絡まっています。

 今後もいつ、どのようにして政治が動くか分かりません。一時の油断も許されません。